森本千絵さんの作品集を買った。

広告は世の中にあふれていて、それは瞬間で過ぎ去って行くし、
広告そのものは消費を促すためのものでそこにはあまり奇麗なものは感じない。
ただ、ものづくりとかクリエイティブはやっぱり人間しか持っていない感覚で、
その一瞬の広告のためについやす時間や協力する人々やその過程、そして死んで行くいくつものアイデアや
採用される一つのアイデアへの過程やその空気は、とても熱いものがある。
この作品集には森本千絵さんの作ってきた作品ひとつひとつの
制作の際のエピソードが綴られている。
これがとても良い。
ひとつひとつがとても熱いし、純粋な感じがある。
そしてそれを聞いてその作品をみると、
出産の過程を見た後の赤ちゃんを見るかのように、
その命の尊さが増すのだ。
実際は仕事というリアルの中でその純粋な作業が
行われている事を考えるとこれはすごい事だ。
たぶん本人にとても人間的な魅力があるのと
協力するまわりの人々がとても良いのだろうと推測できる。
クリエイティブは人のつながりだ。
だから人間的な魅力が
クリエイターの最大の才能であると、最終は言えるのかもしれない。
つながりといえば、
面白い事が起きている。
Twitterで、孫さんに浜崎あゆみさんが
「CMでおとうさん犬と共演したい」とつぶやいた。
孫さんがそれを快諾したところに、
その写真を私が撮りたいと蜷川実花さんがつぶやいた。
そこで、孫さんとあゆがそれについてtwitter上でつぶやきながら相談して、
そのこともOKとなり今は蜷川さんを含めた三人で話が進んでいる。
このことが今ちまたでは大きな話題となっている。
これはほんの数時間ですべてが進んだ話で
ぼくもリアルタイムで見ていたのだけれども、、、
良いか悪いかはかなり議論の余地はあるものの、
もし実現すれば、これはものすごい革命的な話ではあると思った。
そもそも、この話は予算とか、代理店とかみーんな無視して
当事者同士が話し合って決めちゃうって言う
ルール無視みたいな部分があるわけで、、、、、
代理店とか、事務所とかは事によってはたまったもんじゃないよね。って思う。
まーSOFTBANKだから、孫さんだからありえるんだけど、
そして、孫さんだから逆にだれもなにも言わないしOKなのだろうけれど、、、
一部始終を一般のフォロワーが見守っているのがポイントだ。
一般人のフォロワーがその過程をリアルタイムで見ている事を考えると、
もし、そのCMや広告をつくるときもその過程を彼らがリアルにつぶやいたとすれば、
それがすでにティザーのプロモーションになる訳で、、、
その広告効果を考えるとものすごいとおもう。
さらにCMが始まればまた話題になるしその内容についてもみんなが論議するだろう。
それも効果検証としても良いし、バイラル効果としてもとても効果的だ。
まーこのやり方見ていて、ぼくにはTVセットの裏側や楽屋を見せてしまうような感じに見えた。
それを見せるのはプロとしてどうなのってのもあるかもしれないが、
確かに視聴者としてはそこに一番興味があったりするもんだ。
昔はお笑いはトーク番組なんてなくて、ネタ番組ばかりだったのが、
楽屋トークを本番にやってみたら受けたので、
それをやるようになって、今ではトークがスタンダードになっているような
感じになのかもしれない。
話は飛びまくってるけども、
まー相変わらず、仕事で色んなプロモーションを考えていたりもするのだが、
まわりは常に進化をしていて、色んな媒体や色んな表現手法が加速度的に広がっている。
ただ、やり方はどれでも良くて、それは色んな絵の具と色んな筆みたいなものだ。
大切なのはそこに描く絵である。
自分のやりたい事を信念を行うにはどうするか。
それにはやはり人とのつながりが大切で、
そのためには自分の人間的魅力が必要で、
それは一朝一夕では身に付かないわけで、
やはり、日々精進というわけだ。